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おおつきげん
大月源
【1733 - 1808】

●掲載ページ : 16

●活躍分野 : 芸術家

 刀剣といえば備前刀が知られるが、備中(岡山県西部)でも青江(現在の倉敷市)・水田(現在の真庭市北房)といった刀工の流派がある。その流派のひとつ荏原国重派の家系にお源は生まれる。16歳で父の大月伝十郎と死別、伯父の伴十郎に引き取られ、その後12代目の甚兵衛国重と結婚した。しかし、甚兵衛は病気で鍛刀は無理だったため、お源は、家系存続のため刀工となり作刀をおこなった。
女手には大刀は無理だったようで、作品は短刀がほとんどである。中でも50歳の時に鍛えた短刀には新々刀とは思えないほどの秀作があり、女刀工というめずらしさばかりでなく、その技量を世に認められた。お源は小柄ながらも腕は太く、体つきもがっしりと、鋭い目をしていたと伝えられている。


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