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やまなりだいねん
山鳴大年
【1786 - 1856】

●掲載ページ : 20

●活躍分野 : 医師

 山鳴大年は、後月郡簗瀬村(現在の井原市芳井町)の庄屋であった山成家に生まれ、幼くして頭脳明晰で、読書を好み、早くから神辺の菅茶山について漢学を修め、後に蘭医を志し長崎でオランダ人などの蘭学者につき最新西洋医学を究めた。長崎に数年の滞在の後、故郷に帰り、医業を始めた。大年は評判もよく、遠くからも治療のために来院する者が多かった。
その後、一橋藩の御用医となり、その頃流行していた天然痘を防ぐため、種痘の効能を説き、代官の命により痘瘡防止に尽力し、緒方洪庵に種痘村の人々に初めて種痘の実施を行った。
また、学者でもある大年は郷土の人材を育てることにも力を注ぎ、
中でも甥の阪谷朗廬に漢学を教え、大戸郁蔵(後の緒方研堂)の俊才を見抜き、資を投じて医学を学ばせた。



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